理論値への思い。

2000年の8月・・・当時はまだDDRも3rd+だった頃だろうか。
私は、初めてオールパーフェクトを取ってる現場を目撃した。
当時、地元でNo.1の力量を持ったスコアラー、Yさんが達成していた。
最後の最後まで続くPerfect、Result画面に輝くSSSの文字・・・
それは、私にとってすごく衝撃的なことであった。

当時は私はパフォーマンスをやっていて、スコアとか、判定とか、そんなことには興味はなかったけど、
その記憶は、私にとってすごく鮮明だったし、後にアタックに転向してからは、
「あの時の彼みたいに、私も理論値が取れるようになりたい」という思いで、アタックの練習に打ち込んだ。
LLCAとかLCAとかいった、アタックやってる人が集まってる集団にも、関わるようになった。
私だけではない。多くの人が、「理論値が取れたい」って思いを持っていることが、感じられた。
そして私自身も、「一人でやるより、みんなと一緒だと、もっと頑張れるよね」と思った。
特に、私と同時期にLCAに入ってきた空青さんとは、「どっちが先に0点取るか?」って感じで、
ライバル心をむきだしにしつつ、切磋琢磨していた。
こんな感じで、私は企画「Let's ABSOLUTE!」をスタートさせた。

Let's ABSOLUTE!がスタートして。
そこは、理論値取りたい人が励ましあいながら頑張ってる場所になった。
参加してくれてるみんなも、どんどん理論値達成の喜びを味わっていた。
でも、私はといえば、理論値に近いところまで行きながらも、達成できないもどかしさを感じていた。
Great3あたりまでは減らせるけど、ここから0まで詰めて行く事の困難さに、何度となく凹まされた。

・・・そして、2001年も終わりに近づいた、12月のこと。
私自身、初めて理論値、0点を達成することができた。
曲は、WWW. BLONDE GIRLのLight。
サビに入ってから最後のオブジェまでが、すごく長く感じられた。
削られていくゲージのプレッシャーが、すごく厳しかった。
でも、やっとそれを越えて、「0」という結果を出すことができた。
すごく・・・嬉しかった。

・・・あれから。
理論値ってのは、どうやら一度経験すると立て続けに達成できるものらしく、
2002年3月7日現在、私は11曲で理論値を達成した。
曲が始まってから、理論値を達成するまでの精神的なプレッシャーを自分で経験した、ってのが大きいのだろうか。

おーるぱにしても、0点にしても、理論値達成にはプレッシャーはつきものである。
おーるぱ目指す場合は、閉店の危険こそないものの、確実にPerfectで踏みつづけることが要求されるし、
それには、精神的に少しでもブレることは許されない。
0点の場合は、「Good以下ならOK」なので、BooやMissは(ゲージの許す範囲で)踏むことができるんだけど、
その分、削られていくゲージから受けるプレッシャーは、並ではない。
常に、「閉店」という危険と戦っていなくてはいけないという、大変さはある。
・・・しかし。
苦しい事は多くても、それ以上に理論値には大きな達成感がある。
それを求めて、私は今日も、理論値を目指していこうと思う。

 

 

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Written by Utano-Tsubasa

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